ボクは1日に2箱近く吸っていた元ヘビースモーカー。でも、5年前に初めての禁煙に挑戦して成功。それ以来ただの1本も吸っていません。
同僚には喫煙者も多く、職場のデスクで自由にタバコが吸えたこともあって、ボクの禁煙成功は大きな驚きを周囲に与えました。
ダイエットに成功したこともあって、意思の強い男と言われますが自分では超ヘタレだと思っています。
ってのも、禁煙の際に鉄の意思みたいなものは全くなかったから。
禁煙のきっかけはタバコを吸う理由を考えたこと
それまでずーっと吸っていたタバコをやめようと考えたのは「自分がタバコを吸う理由ってなんだろう?」とふと考えたのがきっかけ。
タバコを吸う人ならわかると思うんですけど、寝起きやご飯を食べた後の一服ってオイシイんですよ。
たしかにオイシイ。でも、オイシイけど吸いたいわけじゃない。そうボクはタバコを「吸いたい!」って思って吸ったことが無かったんです。
コーヒーを飲んだ時も吸うし、何をしててもタバコを吸うような人間だったんですけど、吸いたいからじゃないんです。
タバコがあるのが当たり前。吸うのが当たり前。だから吸っていたんです。
それに気づいた途端、タバコ辞めてみようかな?って思ったんです。
心に誓って禁煙する!とは全く思わなかった
そう思って、禁煙ってどうやるかを調べました。
ニコチンが抜けると禁断症状が出る、とわかったので禁煙ガムのニコレットを買って禁煙にトライ。
ただ、始めるにあたって「絶対に吸わない!」とかそんな誓いは一切しませんでした。
ゆるく、禁煙してみるかな〜?くらい。
周囲に禁煙するという宣言もせず聞かれたら「やめることにしてみましたー」と答えました。
後になって思ったんですけど、これが良かった。
気張らないで始めたから、辞めなくちゃ格好がつかない!みたいなつまらない意地は一切無かったんですよ。
とりあえず始めてみるって結構大事
ダイエットにしろ、禁煙にしろ、世の中では修行みたいな厳しいものってイメージがありますけど、タバコを吸って幸せなら無理に辞める必要は無いと思うんです。辞める必要性を感じるなら辞めればいいし、痩せる必要性があると感じるなら痩せればいい。
そして、取り組む時はやり方だけ抑えて気張らずにとりあえずやってみるくらいのノリでやった方が上手くいくこともあります。
特に「固い意思」みたいなものが必須と思われてるものに関しては。
失敗してもいいから始めてみるってのも大事だと思いますよ。
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